集中できない家
みなさん、こんにちは!
モックモックホームです!
本日のお題は「集中できない家」です。
コロナ禍の中、家で仕事をする人が増えてきました。
働き方も見直されつつありますよね。
でも家には誘惑がいっぱいあり
集中できない人もいるのではないでしょうか。
おもしろい研究があります。
デンマーク工科大学が行った研究で
オフィスで働く人たちに気付かれぬように見えない棚のところに
そーっとあるモノを置いたら明らかに作業能力が低下したという報告があります。
そのあるモノは20年以上使用した古いカーペットだったのです。
もうひとつあります。
20~40代の社会人を換気量が小さい部屋と大きい部屋に分けて
論理系、暗記系のテストをしてみたところ
換気量の大きい部屋のほうが
両テストとも5~9%も成績が良かったという研究結果もでてます。
これ衝撃的な結果だと思いませんか?
もともとの能力は関係なく部屋の空気が汚いだけで
成績や仕事の結果に影響してくるということが分かります。
基本的に家(室内)の空気の方が外の空気より汚いです。
家には人間がいます。
人数が多ければ吐き出される二酸化炭素の量も多くなりますし
濃度も濃くなっていくので
空気は汚染されていってしまいます。
そこで必要なのが換気です。
住宅の二酸化炭素の濃度は1,000ppm以下
学校などの施設は1,500ppm以下になるよう規定があります。
外気の二酸化炭素の濃度は400ppm前後です。
室内で濃度が1,000ppm以上を超えだすと
眠気や倦怠感、頭痛など人体に影響が出始めます。
人がたくさんいる会議室や教室で眠くなるのは
二酸化炭素の濃度が濃くなっていくからです。
もしかしたら、やる気がないのも集中できないのも
あなたのせいではなく部屋の空気が汚いからかもしれません。
机の上や部屋を片付けても集中できないという方は
ぜひ窓を開けてみてください。
もし窓を開けることができなければ
換気扇を回したり意識的に換気をしてみてくださいね。
観葉植物を置くのもひとつの手かもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!